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障害年金申請に有利? 学生は20歳になったら学生納付特例の申請をしましょう!

 

執筆者:中斉徳久(社会保険労務士)

 

札幌ライラック社会保険労務士事務所所長。10年以上障害年金の相談・請求代理業務・不服申し立てなどを専門に活動。過去の障害年金業務サポート数は1000件を超える。事務所所在地:札幌市厚別区厚別中央3条2丁目10-10-102。地下鉄東西線「ひばりが丘駅」から徒歩9分。

障害年金の無料相談、随時受け付けております。まずはお電話を!(011)893-8395までお待ちしております。メールでもOKです。

 

 

 

 

20歳になった学生さんには学生納付特例申請を推奨します

 

札幌市厚別区で社会保険労務士事務所を運営している中斉と申します。障害年金の請求代理業務・(再)審査請求などを主に行っております。

 

唐突ですが。大学生(あるいは専門学校生)の方には学生納付特例をお勧めいたします。

 

筆者は、20歳を超えた大学生に会う機会があれば、必ずといっていいほど「年金は払っていますか?」あるいは「学生納付特例を申請していますか?」と聞いてみます。

 

年金を払っている方は皆無といっていいでしょう。それは無理からぬ話です。不景気が続く中、月額16,980円の年金保険料を支払うのは現実的ではないからです。

 

まあ、人生いろいろ年金もいろいろですので、払うも払わぬも本人の問題なのですが、こと障害年金に関していえば、支払わずとも未納期間だけは防ぐにこしたことはありません。

 

せめて、年金の免除をしておけということです。

 

 

 

 

あの時、学生納付特例を申請しておけば・・・

 

なぜ、学生さん達に年金の免除の話をするかというと、それは筆者が受けた障害年金の請求代理業務で、学生の頃の数年の未納期間が命取りとなって障害年金を請求できなかった方が何人かいたからです。初診日が学生の20歳過ぎた頃にあった方達の話です。

 

あの時、せめて年金の免除の手続きさえしておけば・・・。

 

後悔先に立たずというはこのことを言うのでしょう。

 

ですので、学生さん達にはせめて「学生納付特例」の申請をお勧めしています。

 

学生納付特例とは、ざくっと言えば学生のための免除申請です。年金機構のホームページから関係箇所を添付しておきますので、興味のある方は見てみてください。

国民年金保険料の学生納付特例制度|日本年金機構 (nenkin.go.jp)

 

申請はいたって簡単。むずかしいことはひとつもありません。民登録をしている市(区)役所・町村役場の国民年金担当窓口、最寄りの年金事務所などに行けばすぐに手続きは終わります。行く前に、電話などで予約・添付書類の確認などしておくことをお勧めします。

 

若い方は考え難いでしょうが、学生時の未納期間に万が一大きな事故にあい大けがをした場合、または精神疾患を患い長引いた場合など障害年金が必要となったものの、学生時代のほんの数年間の「未納期間」が命取りとなり請求できなかったとなれば、これほどつらいことはないのです。

 

学生のみなさん。20歳になったら学生納付特例を申請してくださいね!

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